26・円融寺奥の院岩井堂ー27・大淵寺 08.11.11









「岩井堂」から「第二十七番大淵寺」までは尾根伝いのハイキングコース。
よく整備されていて、歩きやすい。
途中道路わきに小さな祠。
新しい御幣が立てられている。
「奉武蔵国琴平丘陵入峰天下泰平如意祈修 平成二十年熊野修験」と読める。
熊野権現の修験者が今でもこの地で修行していることが伺える。



















所々杉林が切れると光が差し込んでくる。
11月も半ば、うすい紅葉が美しい。









護国観音へのアプローチは、鎖を掴んでよじ登らねばならない。
ごつごつした岩場で、木の根がむき出しになって隆起している。
護国観音は鉄筋コンクリート造りで高さ15メートル。
昭和10年開眼。
高崎、大船観音と共に関東三観音に数えられている。
「第七番法長寺」の住職の発願になるものとか、秩父観音霊場を象徴すべく建立されたのであろうか。
昭和10年と言う時代での「護国」だからか、左手に剣を持つ観音像である。

一つのことを疑問に思えば、解決されるまで、疑問を抱き続ける。
ここでも春日三球、珠代の「地下鉄漫才」がちらと頭をよぎる。

秩父盆地を一望する眺望は素晴らしい。
一部見通しが良いところは、木々を伐採して下の大淵寺から護国観音を仰ぎ見ることができるようにしてあるからである。
当然、上からも寺の屋根が見える。
「第二十七番大淵寺」はすぐそこの真下にある。

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