第十八番 白道山 神門寺 (曹洞宗) 08.10.20










「神門寺」は「ごうどじ」と読む。
珍しい寺号だが、創建時の山号「神戸山」の神戸が転じて「神門」になったという説とその昔境内に榊の大樹があり、その枝がからみあって門の形をなしていたからという説とがある。
本堂の内部が明るい。
お前立ちの観音様もよく拝見できる。
これまでどの札所でも本尊については何も記さなかったが、秘仏として公開されないだけでなく、本堂内が暗くてほとんど何も見えないことにも原因がある。








回廊を回って堂の後ろ側へ。
普賢菩薩や大日如来などが薄明かりの中で金色の姿を浮かび上がらせている。








狭い境内には、みっしりといろいろな施設が配置されている。
蓮華堂には大日如来、釈迦如来が座し、その対面には不動尊堂もある。

真新しい石仏がある。
平成4年に建てられた「ニコニコ地蔵尊」。
「お地蔵様のご真言はオンカーカーカビサンマーエーソワカだが、これをオンニコニコハラタテマイゾソワカと唱えれば、大きく広く深い愛情を持つお地蔵様は微笑を浮かべて全ての人々をいつくしみ、あたたかく見守ってくれます」との説明文がある。
「第十八番神門寺」から「第十二番野坂寺」へはタクシーを利用した。
バスの便が悪いので1時間ほと待たなくてはならず、ついついタクシー会社に電話をした。
何が何でも歩きとおすとかそういう決意はないので、変更は容易である。

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