27・大淵寺ー28・橋立堂 08.11.11









「第二十七番大淵寺」を出るとすぐ秩父鉄道の線路にぶつかる。
線路を越えて左へ。
右側に石の道標。

「右廿七番」としか判別できない。多分「はま」の道標だと思う。
「はま」の道標ならば、「江戸巡礼古道」ということである。
(「はま」の道標については「第一番四万部寺から第二番真福寺へ」を参照されたい)。








再び線路と交差。
線路沿いの道はかなり広いが、舗装されていない。
これほどの道で未舗装と言うのは珍しい。


















やがて左に白い空間が。
石灰岩の採石場か。
武甲山の石灰岩はセメント、肥料、スレート、ナイロン、ビニールの基材として利用されてきた。
採掘量は年間1000万トン。
今や「地球に優しく」という標語が流行しているが、武甲山の削られた山肌は、この標語の対極にあるように思う。


















「第二十九番橋立堂」の標識に従って坂を下りてゆく。
頭上に巨大な建造物。
山の中に似合わない現代的フオルムだと思ったら、道路の橋脚だった。

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